今!
たった今!!
龍が如く 4 をクリアしたんだけれど……。
なにあの終わり方全然釈然としない。
いや、今まで釈然とした終わりだったことあったかって言われるとあんまりないけど。(1のラストは好きだけれど、寺田を2にああやってつなげてしまった時点で後から思うとアウトだしな……。)
どこが釈然としないかはうまく言えないから、本当はもうちょっと冷静になってから書いた方がいいんだろうけれど、容量の関係ではしょりましたみたいなところはもう、全部気になる。
製作サイドは、4の主人公みんな大好きです、っていうのはすごく伝わってくるんだけれど、製作中にできあがった、「製作者サイドの好き加減」と、「プレイヤーとしての好き加減」に、最初から最後まで、溝があったように思う。
……プレイヤーは桐生が好きなんだよ。龍が如く=桐生なんだよ、と、思うんだけれど、違うの?別に、新しい主人公たちを、桐生のおぜん立てのための下敷きとしてしか使うな!って言うんじゃないけれど、どうも、先の三人を好き勝手立たせて、話がまとまんないからとりあえず桐生出しとこうぜ、みたいな風に見えてしまって、ちょっと、落ち着かない。
竜頭蛇尾ってホントこういうことを言うのかなあと……。
まあその前に、結局、誰がどう裏切って、どう悪いことをしたの?
っていうのが、わたしの頭では追い切れないんですが。
それ(頭の悪さ)が一番の問題のような気がしますが。
宗像が悪いやつ、っていうのはわかるけれど、登場人物増やしすぎて、話をごちゃごちゃさせすぎてるんですよ結局。4人も主人公いらなかった。登場人物として好きかどうかは別として、秋山か谷村は、NPCでよかったような気がする。
結局、龍が如くってヤクザゲームなわけでしょ?ヤクザがメインなんだよね?そしたら、冴島&真島・桐生&大吾であくまで話を組み立てるべき(べきは言いすぎかも)で、そこに金貸し秋山と、警察官谷村っていうのは、ちょっと、まぜすぎなんだよ。
カレギュウでもちょっとやりすぎだと思ってるのに、カレギュウデミたまハンバーグビビン丼みたいな感じで、
もう何丼なんだよ!!
って突っ込みたいんだよ!!
……まあ、かといってひとつのテーマに絞りすぎるとそれはそれでヘンな話が出来上がるというか、違和感があるっていうのは「龍2」で充分学んではいるんだけれど、
・1~3までの話を維持しつつ
・4で一気に主人公を4人に増やし、うち3人が新キャラ、うち2人がヤクザではない
という時点で……なんだかもうね。
それに、桐生を伝説の男として持ってきたのはいいけれど、なんか、やること薄っぺらいというか……。やること少ない割に、別にいいとこどりでもない。やりたいことはほかのキャラでやっちゃったから、うん、じゃあ、とりあえず3からのつなぎで出てきて?みたいな感じで、非常に、モッタイナイ。
これなら、伊達さん的扱いでもよかったかもしれない、とすら思うわけ。冴島のところで出てくるじゃない。出番、あそこだけの方がむしろ締まったかも、と。
出てきてやることは「上野誠和会をとりあえず全員倒す」でしょ?3の時の「白峯会をとりあえず全員倒す」からなにも進歩してない。場所がかわっただけマシってくらい。桐生じゃなくてもいい。というか、「ひとつの組の構成員を全員倒す」は、前作でやっているから、そこに全然緊張感がない。
うーん、これはクロヒョウみたいに、外伝的な扱いにして、桐生はいじらせないほうがよかったよなあ……。冴島のエピソードで、東城会については充分切り込めるんだから。とりあえず書きたいものを全部書いて、ノート足りなくなったから終わらせました、みたいな……ああ落ち着かない。
というかねえ……。桐生が格好良くないんだよなあ。なにいってんの格好いいよ!!超表情とか今までにないくらい深かったじゃない!!って言われたらそりゃそうなんだけれど、ルックスじゃなくて、なんか……。
桐生が、おとなしく四代目をやっていたら、それはそれでつまらないというか、シナリオの幅がすごく狭まってしまっていたとは思う。けれど、アサガオのおじさんとしてしまったことで、今度は話の整合性というか、そのへんに無理が出てきてしまったような。
桐生は、東城会を寺田に託した。そこまではいい。(寺田の動きが誤算だったとはいえ、あの時点では、託したって言えたと思う。)
でもそのあとは、大吾と真島に押しつけて、今度は冴島に押しつけて、っていう風に見えてしまうんだよー。
今回も、「俺たちは自分に正直に生きてはいけない人間なんだ」ってセリフがすごい格好いいんですって製作さんが言ってるけど、なんだ冴島に○投げしただけかよーって。
いや、あそこで桐生がどうしたか、までハッキリ書かれてるわけじゃないけれど、そしてそこに立ち会っている以上、またヤクザに戻ったと考えるのが自然かもしれないけれど、それならそれで、そんなどうとでも取れるような終わらせ方じゃなくて、ちゃんとそう見せてほしかったし。
そうじゃないというなら、やっぱ上に書いたように、冴島にまかせるだけかよーって。
釈然としないんですわあ。
沖縄の太陽の下で、悠々と過ごす桐生はもちろん嫌いじゃないよ。3をやった時はうれしかった。アイスを崩さないで運ぶ、とかいうサブストーリーに幸せすら感じた。でも、アサガオという足かせができてからの桐生は、いまいち魅力がない。
というか、桐生が神室町にかかわる時点で、せっかくのアサガオがただの足かせもしくは言い訳に見えてしまう、と言った方が正しいのか。
桐生は桐生として生きなければいけないなら、彼は神室町を離れちゃいけない人間なんだよ。今回のいいセリフというか、核心のセリフは、「自分に正直に生きてはいけない云々」ではなく、「遅すぎるんですよあなたは」の方だと思う。
だいたい、「俺たちは」っつって、冴島も一蓮托生にしちゃってる時点でなんか「あーあ……」って風にも取れちゃうしね。自分と同じにおいを感じ取ってそう言ったっていう風に好意的に取ることもできるけれど、<あ、また新しい道連れ発見しちゃったのね……>って、エンディング見た後だと、思う。
うーん、あの話のボリュームだとか、サブストーリーだとか、そういうの全部ひっくるめて、龍が如くだとは理解してプレイしているんだけれど。そうやって広がりすぎちゃった話をまとめるほどのカタルシスはなかったなあ、と思うと、むしろシナリオに期待しない方がいいのかなあ、って思った。ただのキャラゲーだと思う方が。
この次はもうオブジエンドなので、ヤクザ云々のシナリオの一貫性については判断できないのがアレなんだけれども、……こんだけ時間かけて、コレなの?みたいな印象がすっごく強い。
3までは夢中になってやれたんだけれど、どうも、4は分散しすぎの詰め込みすぎ。うん、やっぱり外伝にして、桐生はあくまで「動かない」方が、よっぽど締まったんじゃないかなあ、と思う。感情的な結果論だから、もしそういうゲームが出てたとしたら、「やっぱ桐生動かせないとダメだね」とかほざいてた可能性高いけどー。
桐生のための話にできないなら、あんな形で引っ張ってきちゃダメだよ、と、思いましたとさ。
あ、あと、これは別口でまた語るかもしれないんだけれど、一番格好いいのって真島なんだよね。1の時はちょっとまだ、アレだったけど、2以降、一番筋通してるのって唯一真島なんだよ。ちゃんと極道やって、ちゃんと東城会見て、ちゃんと組大きくして。
なのに、なんか<便利>に使われてしまっているのが、個人的にこれも釈然としないっていうのはある。極論言ってしまえば、4で新たに格好いいってアピールする人物を改めて出さなくても、充分真島って男がいるんであるよ、龍が如くには!!
それを、真島はまた(シナリオ的に)便利に使われて、ハイ新しいイケメンですよー格好いいよね~格好いいよね~ってやられたことで、エエから真島出さんかいワレって思ってしまったのはありますよ。
3でもラストには絡んでこれなかったし、4でもそう。真島は愛すべき狂犬ってだけじゃないんだよ、もっと話の中核に来ていいし、解決に携わっていいと思うんだ。桐生を食いそうな勢いで絡んでいいと思うんだ。なのに最後は常にはみご。ちょっとヒドイ。
というわけで、4の追加主人公格は冴島兄だけでよかったんでは?冴島が脱獄して、真島が靖子ちゃんとは知らずにリリを追って、そこに桐生が絡む。これで、東城会の話としてまとめられたんじゃないかなあ。
……秋山がきらいなわけじゃない、けれど、せめて、25年前の事件に絡めて出せるのは谷村の方でしょう。いっせんおく云々は、秋山のために付けた部分もあると思うので、いっそ主人公は桐生一人にして、章ごとに冴島、真島、靖子、谷村……と絡んでいけば、充分、話がつくれたと思う。
秋山の成功と失敗と信念と色恋、冴島の25年前の事件と裏切りと真実と謎の女、真島の25年前の事件と真実、杉内の25年前の事件と裏切りと真実、谷村の25年前の事件と裏切りと真実、谷村の実の父親の真実、不法在住の外国人問題、宗像の不正、新井・城戸の裏切りの連鎖と真実、と、行きがかり上つきあった桐生一馬。
うーん……。情報量多すぎだし、こう書くとやっぱ話に桐生がからむのムリあるというか……。最初から絡んでくれてないから、薄い!!でもまあ、ラスト近くのムービーで、目立ったやつが死ぬっていう伝統が断ち切られたのはよかった。
あれで、あの人死んでたら、さすがに白けすぎたと思う。そのあとにあの人が死ぬのもちょっと、いや、その前に死んだあの人もちょっと、んー?殺しちゃうの?っていうのはあったけれど、とりあえず一番アイタタにはならなかった(というか、あれはわざとだろうけど)のがよかったといえば、よかった。
それにしても、5時にクリアして1時間かけて文句言うほど入れ込むだけ、ゲームとしては面白いっていうのは事実なんだけれど、やっぱり入れたいからって全部入れるっていうのは、ボロが出る、と思いますです。
爽快感より、徒労感が残った、そんな4でした。
でも、数日したら、(というかひと眠りしたら今日中にでも)オブジエンドやってると思いますけれどね。
シナリオ、という点については、もう、期待しないことにします。というか、エンディングについて期待しない、かなあ。5では、日本の5大都市をすべて詰め込むようですが、そんなんいいから、シナリオしゅっとしてくれ、という方に気持ちが行っています。が、たぶん無理だと思うので、最初から期待しない。うん。
あと、不細工なこと言うと、浜崎に暴言を吐く遥はどういじってもやっぱりかわいくない。気持ちはわからんでもないけれど、浜崎の立たせ方がうまかったぶん、やっぱりあの遥は、あの場面では悪役。浜崎カワイソス
おじさんを刺した浜崎が悪いんじゃない、銃で撃たれても平気なくせに、刃物で刺されたくらいで死にかけたおじさんの方が悪い。
龍が如くをやる時は、完全に「シナリオパート」「戦闘パート」「キャバクラパート」「演りこみパート」で、プレイヤーの方が気持ちを切り替えていかないと、もんのすごい突っ込みゲーになってしまうので、自分の大人加減が試されるゲームなのかもしれない。
そういう意味では、シナリオに文句をつけるとかいう時点でわたしが大人げなくて、自分は龍が如くプレイヤーとして失格なのか、と思わなくもない。
あー語った、語ったけどまだまだ語れるよ。ただ、ガンバの時みたいに、結局「さんざん文句言うけど好き」であることには変わりがない…… と…… 思う。
結論:ツンデレなんです。
外がもう明るいだろうと思うと、怖くてカーテン開けられない。寝ます。いや、もう起きてた方がいいのか?まあいいや、寝ます。