
全イベント閲覧、告白OKエンド終了、他CD一通り聴いた状況で総合的にどうだったかな?というまとめ。
なのですっごく長いよ。申し訳ないレベルで長いよ。それじゃあ、スッタートゥ~!(←尽の感じで)

葉月 珪
どこでどう歪んでしまったのかはわからないけれど、周囲から誤解されつつ生きてきたある意味かわいそうな子。容姿と勉強ばかりが注目されて、友達らしい友達がいないっていうのは辛いだろうな。まあ、CDを聴くと守村、鈴鹿ラインとはば中つながりでまったく友人がいないというわけではなくなっているけれど。
それだけに、ヒロインがどんどん素の葉月 珪に接触していって、彼のことを理解していって、最終的に人付き合いを避けていた葉月くんから「付き合う」という選択肢をとってもらえるのがすごく嬉しいことのように思う。これは成長というより、一人の人間を助けたに近い感触があるから。
また、彼は必ず登場するキャラでもあるから、どうしても他の人を狙っている間に「苦手・嫌い」になられてそっけなくされるのを何度も経験していると思う。それを積み重ねているから、最初は自分も「葉月くんはつめたくてそっけない」と思ってプレイに挑みがちなんだけど、そのぶん自分から「テスト寝てたでしょ?」と気付けたり、バレンタインに喜ばれたりすると、すっごく嬉しい感じになる。
なので彼はやはり最後におとすべきで、他の9人(まあデフォの5人だけでもいいんだけど)のプレイ中のそっけなさを経験した上でプレイすると、余計感慨深いものがあったりするので、やはり最後に攻略がお薦め。
ときめき3回目デートの特別回答は、すべてお薦めというわけではないけれど、すね顔とか見られて結構楽しいよ。
選択肢は、ロマンチックなのを選ぶと退かれるので、結構無難なものを選ぶのがいいね。
☆彼にとってのヒロイン
自分と一緒にいても楽しいなどというかわりもの。おせっかいで前向き。

守村 桜弥(右)
正直、自分としては微妙な子。勉強ができるキャラ、として出てくるけれど、でも一位になることはないわけだし。家庭の事情を知ったあたりや、ときめき状態のお花見などで少しは見る目も変わるんだけれど、基本「女々しい…」というのがどうしても消えないからなあ。
攻略して悪いということはないけれど、ときめくか?と言われると微妙。万人向けのキャラ、ではないと思う。あと服装のセンスが悪い…お、女の子?とか、お、おじいちゃん?みたいな恰好のときもあるから減点。
ただ、告白の際にはすごく大切な成長をしているから、それはそれで嬉しかったりはする。
ときめき3回目デートの特別回答は、あまりときめきというのではなく、植物の話とか自分語りになったりとかしてしまうので、ナイトパレードさえ聞ければいいかも。
選択肢はあまり迷わなくてもいける。
☆彼にとってのヒロイン
趣味の合う、大切なお友達。一緒にいると心が安らぐ。

鈴鹿 和馬
和馬は結構好きだ!口が悪くて頭が悪くて、バスケバカで…それでいて結構怖がりなのもかわいい。普通の友達として付き合っていても楽しいし、それが恋愛にまで発展してくれるのも嬉しい。
ただ、どもりすぎかな~。というのは正直思うところ。ときめくと常にどもっているので、聞き苦しいのは残念な点。あと、その一本気なところがいいんだけど、そのぶん深みがないのが惜しいかな。
イベントとかもちゃんと用意されているんだけど、なんだか他の人に比べて「薄い扱いをされている」感じがして、和馬びいきの身としては製作者側、もうちょっと突っ込もうよ!と思ったり。
告白の強引さももうちょっとだけ抑えていて欲しかったかな。一流体育大学にも行ってみたかった気はする。ただ繰り返しになるけど、遊び友達でバスケ仲間の和馬が告白してくれるなんていうのが、なんかもうただ嬉しい。
なので本命が別の人のときで、運動を上げるため止むを得ず和馬が出てきたとしても、全然嫌じゃないんだよね。楽しいから。それくらいお気に入り。ただ、自分がレースのハンカチを買うときの店員の立場だとしたら、すごくイヤな客だ…w(CDより)
あと彼の学生服姿が見られる金色夜叉はお薦めなので、ぜひ三年目の文化祭準備は怠らないように。和馬は学生服の方が似合う!そしてそのあとのセリフもちょっとお薦め。
ときめき3回目デートの特別回答も、ときめいてくれてる感じが出るのが多くてお薦めだよ。
選択肢は、恋人同士とかつきあってる系を選ばなければ、あまり迷わずにいける。
☆彼にとってのヒロイン
バスケ仲間で、一緒にいて楽しい友達。意外と女らしいところもあるみたいだ。あ、い、一緒にいるって言っても、デ、デートじゃねえぞ!

姫条 まどか
ニィやん大好きじゃー!
やっぱり初手から明るく名前で呼んでくれるのがときめき原因のひとつ。イントネーションも正しいし。ああー、誕生日とかの「パンパカパーン」含めて、わたしの心の潤いよーって感じ。最初に攻略していなかったらどうだったかな、というのはちょっとあるけどもね。
ただ、どうにもこうにも製作者側の意図がこちらまで伝わりきっていなくて、ちょっともったいないというか、ヒロインとまどかがすれ違うのではなく、自分とコナミがすれ違うという部分は往々にしてあるのが惜しいところ。
彼の大阪時代の素行の悪さとか、一緒に帰宅しているだけで悪い噂が立つほどの何かとか、女好きさっていうのは全然伝わってこない(CDより)。伝わってくるのは、ちょっとわけありらしいけどっていうくらいで、普通の流行おっかけてる兄ちゃん、っていうくらいの印象。
イベントを全部起こしてもそれは変わらないので、そこはCD類で補完するのではなく、ちゃんと悪いところも全部見せて欲しかったな。子供にモテモテ、明るくバイトする姫条くんは、そんな風に全然見えなかったので。
そこがちょっと惜しい点。深いキャラなのに、そこは出せませんでしたと。でもまあ、だからこそ一番普通の高校生らしい恋愛ができるという点では、かなりときめくんだけどね。
ニィやんも3回目デートの特別回答はときめきモノが多いので、多少成績落としてでもデート優先してかまわないように思われるよ。補習はないにこしたことないけど、ヒムロッチのスチル回収だと思えば。
ただ、春の森林公園で普通状態じゃないと見られないスチルがあるので、登場を遅くさせてワンプレイでオールスチルにするか、それとも早めに出して3回目デートをたくさんするかの選択が必要になるかと。
あと、性格上、どこまでボケていいのかわからないので、実は結構選択肢が難しい子です、この子は。
☆彼にとってのヒロイン
男子の間でウワサになってるカワイイ子。なんにでも真面目に取り組んでいる彼女に比べて自分は…?

三原 色
ちょっとヘンだけど、実は孤高の天才芸術家。ナルシストとかマザコンって言ってしまえばそれまでなんだけど、ちゃんと付き合ってみると、実はヒロイン側の成長がすごく感じられる、稀有なキャラ。
もちろん、三原くんもちゃんと成長して行ってくれる。なので最初の頃の俺様というか「色サマ」な態度を少し我慢して、美術部の活動に真面目に取り組んでいれば、どんどん彼の芸術家としての深みにはまり込んでいくことができる。
ある程度、自分も創作をやっている人の方が、彼を理解しやすいかもしれないっていうのはあるかな?でも自己中マザコンナルシスト、と排除してしまうには惜しい。すごくストーリー性の高い子なので、一度みっちりクラブマスターを目指しつつ、攻略してみるべき。
結構お気に入りよ。
ときめき3回目デートの特別回答は、こちらの感性に感銘を受けてくれることが多くて、三原くんと付き合っているならではのものが多かった。なのでお薦め。
選択肢は…ちょっと難しいかな。デート中インスピレーションが湧いてきた!と言われた時に、じゃあ早く帰らなくちゃ!と返せるかな?それくらい理解が必要。
☆彼にとってのヒロイン
彼女の感性には驚かされることがある。彼女のような美しい人が好き。

日比谷 渉
ごめん、プレイして唯一友好度が下がった子。
彼も必須キャラなので、毎回登場し、そのたびになついてくるのでそんなに悪い気はしていなかったから、プレイしてまさか「嫌い」になるとは思わなかったんだ。
普通に接する分には、無邪気で元気一杯で、なついてくれるかわいい子なんだけれど、いざ付き合ってみると、ガキで幼稚で勘違い系。それがかわいいと思う人もいるだろうけれど、それまでに他の大人キャラを攻略していると、なんだかイベントのひとつひとつが「…ダメだこりゃ」っていう感じに。特にバレンタインのお返しと、クリスマスイベント。
一度攻略したら、次からはもういいかあ…という感じになってしまって、それ以降必須キャラとして出てくるだけで「ウザッ」と思うようになってしまったのは内緒だ。
ときめき3回目デートの特別回答は、ときめきというよりこちらが諭す感じになるものが多くて、短い時間の中でやりくりして聞くほどのものでもないかな、という感じ。
選択肢は比較的単純なんだけれど、時々彼をたててあげたほうがいい場合もあるかな?
☆彼にとってのヒロイン
憧れの先輩ッス!

氷室 零一
実はまどかニィやんと双璧を成すお気に入りキャラ。
教師と生徒としての一線を越えないように、あくまで厳しく接してくれるのがかえって心地よい。そのうえセクシー。思いっきり主観だけど。
やっぱりプレイ中はなかなかときめきにもならないし、正直しんどいと思うこともあるけれど、節度を守りつつ、でも徐々にその壁が崩れていくその様子が微笑ましいというか、愛おしいというか。
事実上のデートを社会見学と称するあたり、かなり変わり者ではあるけれども、各種イベントの一個一個が素晴らしいので、充分彼の人間性に触れることができる。サブ攻略キャラとは思えないほど、しっかり描かれていると思う。ギャップ萌えもあり。
ときめき3回目デートの特別回答は…そもそもデートに誘ってくれるようになるのが遅いので、そんな贅沢言ってられません状態。ただ、いくつか見たものの中では、ヒロインの発言に照れてしまうのが多かったかな?もっと見たいよう。
選択肢は教師と生徒という節度を守ればそんなにむずかしいこともない、とは思う。
☆彼にとってのヒロイン
学習態度はよいが、贈答品を渡してきたりとやや問題のある生徒。(たぶん)

天之橋 一鶴(左)
うーん。どう捉えるかにもよって、すごく見方が変わる人。
攻略は簡単だし、やる価値がないとは言わないし、そんなに嫌いなでもない。ただ、攻略したときにも書いたけど、教師と生徒という枠をあくまで崩そうとしないヒムロッチと違い、理事長と一生徒という立場を忘れてマイフェアレディ幻想にどっぷり浸かってしまうその自制心のなさに乾杯。
おじさまのスィートなトークでメロメロになりたい人にはお薦め、だけど、36歳!?36歳であの風貌なの!?へえ~…ごめん、今調べて知った。45歳くらいかと思ってたよ。36歳にしては老成しすぎているかな。
ただ、21歳差なんだよね。だからちょっと、ありえないかなあというか、非現実的というか、非常識というか。世間の年の差カップルが非常識というのではなくね?21歳差、自分の学園の生徒、とそれらの障害を気にもせず、昇降口や廊下で週末の予定を聞いてくる理事長ってどう?
あんまり現実を交えることではないけれど、理事長なら理事長らしく、もっとこう気を配らなければいけない部分があるのではないかしら、とそれが気になってしまう点。
単純に恋愛として捉えたら、まあこちらもマイフェアレディ幻想に付き合えなくはないかな。人として嫌いというのではなく、まあ理事長としてどうなのよ、というところで減点が。
ときめき3回目デートの特別回答は、出現頻度などの問題で実は一度も達成したことがないんだけれど、でもきっと歯の浮くようなことを言ってくれるに一票。
選択肢は、難しいことは特になし。
☆彼にとってのヒロイン
どんどん自分好みに育っていく魅力的な生徒。最早俺の嫁。

蒼樹 千晴
彼は展開がいいなあ。2つの偶然と2つの親切が絡み合うストーリー。ただ彼が誠実に見えるのはその四角四面なたどたどしい日本語のせいもあると思うので、キャラ的にどうこうとは言い難い、でも一度は攻略するべきだと思う。実は一番青春しているかも、と思わなくもないから。
CDだとちょっとボケキャラになってしまっていて、また違った一面が見えるけれど、それはいまいち…かな。
彼はデートがないので、メール上の選択肢のみが頼り。
選択肢も難しいことは一切ない。彼を排除しなければよいだけなので。
☆彼にとってのヒロイン
いろいろなことを教えてくれる、優しくて親切な人。

花椿 吾郎(画像なし。但しこのCDにのみ出てくる。)
実は攻略できるけど、デートもなにも一切ないのでなんとも。付き合ったのかただ彼の部下になったのかどうかも微妙なエンディングなのでなんとも。まあただ、彼のパーソナリティは嫌いではなかったり。
理事長の昔なじみで、今は世界的ファッションデザイナーの花椿センセイ。オネエ口調でえらそうだったりするけども、なんか憎めないのよね。
昔はケンカも強かったとかいう話もあったし、実はもうちょっと掘り下げてほしかった部分もあったりするよ。
☆彼にとってのヒロイン
一鶴(天之橋理事長)をたぶらかす天然小悪魔ちゃん。磨けば光る原石。

??尽(画像なし。但しこのCDにのみ出てくる。)
弟。この子に触れないのもどうかなと少し思ったので。要はデータ収集キャラで、初代ときメモでいうところの好雄。登場男子の情報を教えてくれたり、デートスポットを教えてくれたり、爆弾の予兆を知らせにきてくれたり、とそういうキャラ。
で、普段は「高校生なんだから異性に興味を持て」とか「行かず後家にはならないでくれよな」とか「シワ増えるぞ」とかいろいろ生意気なことを言ってくれるんだけれども、誰のエンディング条件も揃わなかった尽エンドに限り…
実はお姉ちゃんであるヒロインのことが好きなんだなあ、っていうのを覗かせるんだよね。
何度もプレイしていると、尽のイベントは定例化しちゃって受け流す傾向にあるけど、そこでちょっと、あ、と思った。
いや、どれくらいの「好き」なのかわからないけど、そこまでの情報量はないけれど、でもなんだかちょっとは切なくなっちゃうレベルの「好き」なような気がしてね。初詣で、早く大人になりたい、というような趣旨の発言もあるし、なんだか結構異性としての「好き」なんじゃないかなあ、なんて思ったりする。
そんなわけで尽エンドも一見の価値あり。
デートはなし。初詣に一人で行こうとするとついてきてくれる。
選択肢は一切なし。
☆彼にとってのヒロイン
からかってはいるけれども、実は大好きなお姉ちゃん。だから心配。
総論
よくもまあ、これだけの様々な男子&男性を揃えてくれたものです。そりゃ好みがあるから惚れない子もいたけれども、顔が違うだけ、とか、特技が違うだけ、ではなく、彼ら一人一人がちゃんと存在感がある。
そしてその彼らが、友達として、気になる異性として、好きな人として、時には苦手な人として自分とつきあってくれて、そして最終的にはひとまわり成長した誰かが、自分を迎えに来てくれる。
その成長を自分のおかげだと力説してくれる。そして好きだといってくれる。嬉しいことこのうえないのよ。
文句なしに、いいゲームですわ。